切り絵趣味の楽しみ方

切り絵の魅力は、切った線の美しさにあります。

 

切り絵は不思議で、絵は普通の絵であっても、切り絵になると味わいのある面白味があって魅力的な絵になります。

 

何十にも描き込んだ訳でもないのに、奥行き感や温かさを感じられる絵は独特の魅力が満載です。

 

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切り絵とは

切り絵

 

切り絵は一枚の黒い紙をカッターナイフだけで、切って絵にしていく極めてシンプルな絵画技法です。

 

まずは下絵を作りスケッチした元の絵を薄紙に写したものが下絵です。

 

本番用の黒い紙と下絵を重ねて切りますが、薄紙は透明度と切り易いものが良いです。

 

切り絵で使うカッターナイフは絵でいう筆やペンにあたるもので、紙を切る事で絵画にしていきます

切り絵は絵が苦手でも楽しめる

絵は昔から描いてはみたいとは思ってはいるものの、自分には絵心が無いやスケッチが苦手と思っている人には、切り絵は最高の絵画趣味になります。

 

切り絵には、工作的な切ったり、貼ったりの部分と、作画の創作的な部分とがあります。

 

絵が苦手な場合は、まずは工作的な部分から入れば良いでしょう。

 

好きな絵のコピーや写真を元に下絵を作って切り絵にしていきます。

 

たくさんの作品を作っている内に、オリジナル作品が作りたくなります。そうなってからあわてずに、少しずつ身の回りのものからスケッチを始めましょう。

 

切り絵の楽しさ

切り絵と言われて正確にイメージ出来る人は、まだまだ少ないかもしれません。

 

しかし通信講座ブームなどもあり、切り絵が知られていく中で、現在ではその製作の楽しさと作品の面白さでとても人気があります。

 

切り絵の魅力のひとつに、カッターナイフと黒い紙、ノリと白い台紙があれば、どこでも、誰でも気楽に楽しむことが出来るシンプルさにあります。

 

そして作品の魅力として、刃物特有の切り口から来る潔さがあります。鋭い刃物の線は中途半端はなく、明と暗にくっきり分けられます。

 

ここから来る切り絵の力強い表現力や簡潔さ、きっぱりとした美しさは他の絵画とは一線を違える面白さです。

切り絵を始めよう

切り絵の特長として、ペンや筆の代わりが、カッターナイフなのでカッターナイフに慣れる事から始めます。

 

ペンと違って刃物は扱いづらいものです。一度切ってしまえば元にも戻りません。上手く表現が出来ないとイヤになってしまうかも知れません。

 

しかし失敗を恐れずに何度でも続けていくと、切り絵の難しさと共に、面白さや魅力が見えてきます。そしてその多少下手な切り口なども魅力なんだと気付くはずです。

 

絵自体は、単純な絵であっても、切り絵にする事で新たな魅力的ある絵画になります。

 

切り絵の基本は、白と黒ですが、多くの色を使ったカラー作品も楽しいのでいろいろとチャレンジしてみましょう。

切り絵のスタータキット

切り絵はシンプルな技法なので、取り合えず始めてみたいだけならば、小刀と黒い紙があれば作品が出来ます。

 

基本的には取り立てて大きな物は必要ない趣味です。

 

ただ、良い作品を作るには最低限用意した用具もありますが、基本的には軽装で出来る趣味なので始めやすい趣味です。

 

始めは切り絵のスターターセットなどから始めるのが良いでしょう。

 

切り絵の潔い線から来る独特の絵画を楽しみましょう。

 

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