陶器市を巡る趣味の楽しみ方

陶器市を巡る趣味の楽しみ方

日本のやきものは、窯場によって個性や特長があります。

 

その特徴ある一度にたくさんのやきものが見れて、大幅値引きもあって『掘り出し物』が見つかるという楽しさ満載が陶器市です。

 

陶器市

 

素敵な陶器を探す旅を楽しみましょう。

 

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陶器市とは

陶器は、土の粘土で作った器を火で焼いたもので、和食器や湯呑みなどのやきものの事です。

 

陶器市は、それらを一同に集めて販売されている催しものです。

 

カップや皿などの日用品から美術品まで販売されていて、100円を切る手軽な値段のものから何百万もする豪華なものまでバラエティーに富んだ陶器が販売されています。

 

窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことも出来るのが魅力です。

お祭り

陶器市は、お祭りであり地域のイベントでもあります。

 

『掘り出し物を探すんだ!』と夢中になるのも良いですが、そこはまずは楽しむ事を忘れてはいけません。

 

大抵の陶器市では、なんらかの催しものを開催しているので、積極的に参加して楽しみましょう。

 

そして買ってきた器を実際に使う瞬間は、大変に嬉しいものです。

器との出会い

まずは圧倒的な器の数があり、どんな器と出会えるのかと、ワクワク感がたまりません。朝市的な開放感の中で、数々の器を見られるのは、やはりお祭り気分で楽しくなります。

 

大きな所では、500を超えるような数の店が立ち並んで、朝から日没までワイワイガヤガヤと賑わいます。

 

その中には、『これは!』と思える掘り出し物が見つかったり、若手作家の器に出会えたりと、陶器市ならではの面白味があります。

 

気楽にお店の人はもちろん、職人さんが店に出て応対してくれる事もあるので、普段会えない職人さんや作家さんとお話が出来るのは、陶器市ならではの楽しみにもなっています。

 

作家さんの作品への思いの話を聞いて、その作品への思いを汲んで購入すると、ホントに自分にとっても大事な一品になります。

 

価格も安いものから、使うのが勿体なくなるような高価なものまであります。そこで、高価な器を厳選して選んで、コレクション的に楽しむ人もいれば、とにかく普段では手に入らない価格で手に入れる楽しみもあります。

 

また、単純に価格が安い高いではなく、その器の価値に対して安く買えたのかどうかの目利きの面白さがあります。

 

仮に200万円のものが、100万円で購入出来ればそれは安い買い物が出来たといえるでしょうし、逆に1万円の価値の器を5万円で買えばそれは高い買い物したことになります。

 

つまり良い器を安く見つける、自称、目利き名人になったつもりで、沢山の器を見て廻る楽しみもあります。

 

掘り出し物とは一期一会です。出合った時に購入するかどうか。迷ってしばらく考えてからと思っていると、次に見に来た時には、売れてしまっている可能性も多々あります。

 

掘り出し物との出会いを大いに楽しみましょう。

楽しもう

陶器市の楽しみのひとつは、作り手とのコミュニケーションです。

 

迷ったら売り手に聞いてみましょう。売る側もお祭り気分で気楽に色々話してくれるでしょう。

 

特に、窯元など作り手が売ってる場合には、作り手と会話を楽しむべきです。作家さんの心意気に触れる事が出来るかも知れませんし、有名作家の人柄に触れる事で、更にファンになるかも知れません。
陶器のお祭りに参加する事で、大いにこんな偶然も楽しみたいものです。

 

器作りの苦労話や、裏話?も聞ければ、実に愉快な陶器市になります。積極的にコミュニケーションを持ちましょう。

 

陶器市で楽しみの基本は、『自分が気に入った物を購入する』ですが、作り手や売り手の意見を聞くことも重要です。聞いて養われるものもあります。

 

目を養うには、たくさんの器を見ること。良いものを見ること。購入という授業料を払うこと。そして作家や売り手の意見を聞くことです。

 

値切り交渉は余裕を持って交渉しよう

 

陶器市の大きな楽しみのひとつは、値切りにあるので、臆せず値切り交渉をしましょう。

 

ただし、『まけて、まけて』と値切りだけを目的とするのではなく、『まとめ買いするから』と、売り手も買い手も、お互いに少しずつ得をする交渉することも大事です。そうすると交渉も、気持ち良く成立しやすいでしょう。

 

いずれにしても、お祭りですでに大分安くなっているものなので、値切りの交渉を楽しむという余裕が必要です。

 

『まけてくれたら、嬉しいな』くらいの気持ちで交渉をしましょう。

陶器市巡り趣味を始めよう

陶器市の鉄則があります。

 

良い物を狙うなら初日。それも午前中に出かけましょう。良い物がたくさんあるし、人出もまだ少ないので、ゆっくり見られるメリットがあります。

 

ただ、初日はそれほど値切りはしないので、良いもの探したいからと心得ましょう。

 

逆に、とにくか安いものを買いたいと思ったら、最終日の夕方が良いです。

 

残ったものが、捨て値になっている可能性が大きいからです。

 

残りものが、悪いとも限らないので、運任せで出かけてみるのも良いでしょう。

 

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陶器市はツアーで行こう

陶器市が開催される時期になるとツアーが出てきます。個人で行くと宿は取れなかったりするので、ツアー参加がおすすめです。