切り紙制作趣味の楽しみ方
切り紙は、紙とハサミさえあれば、いつでもどこでも楽しめる趣味です。
紙をいくつかに折って、それを切って、広げれば思いがけない、可愛い作品が出来上がります。
どのように折るのか、それをどのように切るのかで、色々な作品が出来るので、どんどん新しい物を作りたくなる、好奇心をあおる趣味になります。
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切り紙とは
切り紙とは、折り紙や千代紙などの紙を何重かに折って、ハサミやカッターを使って切っていきます。
切った紙を開くと、雪の結晶や花の模様、動物、星型などの形が出来あがるものです。
折り方やハサミの切り方によってデザインが変わる魅力があります。
デザインの種類は無数に作ることが出来る他、紙の色を変えたり、模様のある紙を使う事で、デザインが同じでも、印象の違う作品が出来上がります。
歴史のある遊び
切り紙の遊び方としては、なんと江戸時代には、現在の切り紙と同じ手法の「紋切り遊び」として、すでに流行していました。
その意味からは、日本伝承の遊びともいえるものです。
身近な、自分の歴史を紐解いても、子供の頃に、折り紙を8つくらいに折って、ハサミで思い思いの切込みを入れて、それを広げたものを七夕に飾ったことが、あるのではないでしょうか。
そんな古くからある、馴染み深い遊びです。
作り方
簡単なものは、折り紙を用意して、色の付いた方を内側にして四つ折にして、自由に切ってみます。それを広げてみましょう。
不思議な形や、ステキ、面白いと思える作品が出来上がりましたか。
それが原点です。今度は、四つ折りにしたものに絵を描きます。
【輪になった部分を切り取らないように描かないと、開いた時にバラバラになってしまいます】
絵を描いたら、今度は絵のいらない所を、切っていきます。切り終わったら、広げていくと不思議なデザインの切り紙の完成です。
次には、書籍などに載っている切り紙の型紙を使って、作品を作ってみましょう。
折り方も、単純な四角折だけではなく、びょうぶのように折ってみたり、ナプキンの様な降り方があります。
この様な重ね折りは、広げた時に思いもよらないデザインに感動さえもあります。